ねこの名前の由来
「ねこ」はどうして、「ねこ」と言う名前がついたのでしょう。
たしかに、ねこは一日のうち15時間ほど寝ています。なかには20時間以上も寝るねこもいるとか。
こんなに寝てばかりいる子だから「寝る子」から「ねこ」になったのではないかと言われています。
ライオンやトラの仲間である、ねこはもともと狩猟動物ですので、外部の足音や動きに敏感なところがあります。
しかし、我が家のねこちゃんは、完全に人間の生活リズムが身に付いてしまい、少しくらいさわられたぐらいでは起きません。
本能よりも名前を自でいっているような気がします。
さて、あなたのねこちゃんはいかがですか。


ねこの年のとりかた
最近のねこは、環境や食事がよくなったことで、ずいぶん寿命が長くなったと感じることがあります。
知り合いのねこも、もう今年で17歳になりますが、まだまだ元気です。
それでは、ねこの17歳というのは何歳くらいに当たると思いますか?・・・
ねこは人間と比べて成長が早いので、一律に比較するわけにはいきませんが、おおよそ、80歳から90歳くらいになると推定されます。
おもえば日本人の平均寿命も伸びていますから、人間と同じように、ねこの平均寿命が伸びるのも当然のことといえますね。
一般的にねこの年のとり方は生後1年で、人間のほぼ成年の状態にまで成長します。
なかにはメインクーンなどのように、もう少し成長に時間がかかるねこもいますが、おおむね1年で18歳から20歳ぐらいになったと考えていいでしょう。
その後は人間の4倍のペースで成長していきますので、10年では実は40年くらいに相当します。
したがって、ねこの11歳は50歳くらいになっているのです。
年をとったねこがいましたら、私たちが思う以上にシルバー世代になっているかもしれませんから、みなさん大事にしてあげましょうね。


ねこの種類
◎発生状況から見てみますと、ねこは自然固定種と、混血種と、突然変異種の3種類に分かれます。
自然固定種はもともとの地域に土着したねこで、日本では日本ねこ、アメリカではアメリカンショートヘアー、タイではシャムが、この種類に当たります。
ほかには、ペルシャや、アビシニアン、ロシアンブルーなどもこの種類と言ってよいでしょう。
 さて、次に混血種を見てみましょう。
この混血種はその名の通り、異なる種類のねこをかけあわせ改良を重ねて定着をさせた種類のことを言います。
代表的な種類としてペルシャとシャムをかけあわせた、ヒマラヤンがあります。
ヒマラヤンはまさに人間が作り上げた芸術のようなねこですね。
 それでは最後に突然変異種について見てみましょう。
突然変異種は、ある日突然に生まれた、特徴のあるねこを計画的に繁殖させ、定着をさせたねこになります。
この代表としてわたしは耳のたれたスコティッシュホールドが代表選手にあげたいと思います。
みなさまは、どの種類にねこがそれぞれ代表選手だと思われますか。
 ところで、少し話は変わりますが、最近は海外からのさまざまなねこも家庭で飼われるようになりましたね。
ペットショップでも以前は見ることができなかった種類も数多く見ることができ、私たちの目を楽しませてくれます。
しかし、一方では、それにつれて、アメリカンショートヘアーのような、のらねこを見ることもあり、驚いてしまうことも時々あるようになりました。
先ほどご説明しました日本ねこは、日本の地域に住み着いたねこであり、日本が島国であったため、日本ねこの種類は他の種類と交わることなく、自然に守られてきました。
しかし、現在または近い将来において、まったくの自然の状態で貴重な日本ねこの種を維持することはとても困難になってきています。
貴重な日本ねこの種を守るためにも、生き物を飼う場合は、最後まで飼う覚悟と責任を自覚して飼うようにしたいものですね。
◎それでは、次に毛の長さでねこを分けてみましょう。
ねこには大きく分けて長毛種と短毛種の2種類があります。
毛の長いねこになりますと15センチくらいの立派なねこがいますが、長毛種といえばペルシャやメインクーンがあげられます。
一方、短毛種での代表としてはシャムやアメリカンショートヘアーを思いつかれる方も多いでしょう。
最後に種類としては分けづらいのですが、毛の長さと言う意味では毛のないねこもいますので、無毛種として付け加えましょうか。
最近見るようになりましたスフィンクスがその種類に当たります。
以上の3種類が毛の長さから見た場合です。
◎そのほかにも、「気の強いねこと気の弱いねこ」などでも分けられそうですね。
みなさんも、いろいろな種類でねこを分類してみてはいかがでしょうか。
是非、おもしろい案を思いつかれた方はメールをお願いします。